船津~相賀間で熊野花火の臨時列車を撮影後、夕闇迫る新宮駅までやって来ました。
和歌山県となる新宮からも花火見物の乗客は多く、
熊野市方面へ臨時列車の設定や乗り場を案内する特設の看板が出ていました。
発車案内には「臨普」として熊野市行きの表示が出ています。
新宮発熊野市行き臨時普通(9324D)は昼間撮影したキハ25の0番台が先頭に。
ふと中線に目をやると6両編成のキハ85が留置されていました。
駅に隣接する留置線にも2編成のキハ85が入っていました。
花火の来観者を運び終え、帰宅者の輸送を前につかの間の休息を取っているようです。
中線のキハ85をよく見ると勝浦方に貫通型先頭車を3つ連ねた格好になっていました。
こうした変わった編成も多客臨ならではです。
そうこうしていると先ほど撮影したキハ48の普通(333C)が到着
折り返して紀伊長島行き(340C)となります。
新宮駅で今も現役で残る洗面台、ツートンカラーの気動車との組み合わせも良い。
新宮駅のホームで発車待ちする6両のキハ48。
これが最後の光景になるかもしれません。
発車に備えヘッドライトが点灯。
この後ゆっくりと新宮を後にして行きました。
1番線には特急くろしお17号で381系が入線して来ました。
紀勢本線を代表する両車の組み合わせが見れるのもあと僅か
これら新宮駅に多数明かりを落として留置されているキハ85ですが、
この後大勢の花火見物客を夜を徹して名古屋方面に送り届ける任務が待っています。