2021年5月19日水曜日

工業地帯の先導役バトンタッチ

2021年1月、快晴の三重県四日市へ撮影に出かけました。

関西本線富田浜~四日市間で撮影開始。
快晴の空のもと快速みえ9号キハ75がやってきました。

今回撮影に訪れたのは海沿いの石油コンビナート近くのエリア。
幾つもの高い煙突や鉄塔が工業地帯を印象づけてくれます。

工業地帯で活躍するものとして欠かせないのが貨物列車。
関西本線では2021年3月まで国鉄型のDD51が牽引する貨物列車が残っていました。
この日、石油輸送のタンク車を引いてカメラの前に現れたのはDD51 857でした。

4両編成でやってきた特急南紀5号
昨年末から南紀の編成が変更され、
状況によって基本編成2両に増結車両を足して運行されるようになっています。

続いて現れた貨物列車には関西本線では新顔のDF200-205が先頭に立っていました。
ダイヤ改正以前から徐々にDD51と運用が置き換わっているようです。

少し場所を移動して富田~富田浜間の踏切にやってきました。

名古屋行きの特急南紀6号は3両編成での運転でした。

タンク車の先頭に立って現れたのはDF200-206
稲沢行きのこの列車もすでに運用が置き換わっていたようでした。

時間も夕刻に近づき次第に影が伸びてくる中、撮影を続けます。

帰宅ラッシュに備え、快速みえ18号は4両編成での運転

この日最後の撮影は三岐鉄道からのセメント列車。
この列車も先頭はやはりDF200JR貨物の世代交代を大いに実感した撮影となりました。


今回の撮影の模様はYouTubeにもアップしています。


↓かつてDD51が四日市で活躍していた様子は5年前の記事をご覧下さい↓
旅先で見つけた物: DD51が担う四日市の石油輸送

2021年5月8日土曜日

スナックカー臨時特急を追う②

スナックカー臨時特急の運転最終日(4月29日)は生憎の雨となりました。
雨天のため沿線撮りは諦めて駅のホームの屋根の下から列車を狙います。

まずは賢島行きを撮るため室生口大野で待ち構えます。
降りしきる雨の中、22000系(Ace)が通過していきます。

大阪難波行きの80000系(ひのとり)
雨をもろともせず勾配を駆け上がっていきます。

午前中では1本のみの走る下りの快速急行
5200系2610系の8両編成でやってきました。

雨は相変わらずでしたが、スナックカーも無事カメラに収められました。

前面アップのカットも撮影。

スナックカーを撮影後、後続の急行志摩赤崎まで移動してきました。
下車して早々、志摩線の単線区間を賢島へと向かうしまかぜを撮影。

この駅でスナックカーを待ちますが、時折雨がかなり強く降る時間もありました。

スナックカー回送が現れました。
名古屋賢島行きの編成が折返し運転の時間まで一旦鳥羽まで回送されます。

志摩赤崎の前後は単線区間のため普通列車との交換シーンも見られました。

更に池の浦へ移動して名古屋行きの臨時スナックカーを狙いました。

あえてヘッドマークを外したカットも撮影。
定期運転時代を彷彿とさせます。

名古屋行きのスナックカーが通過した直後に回送スナックカーが通過しました。
この編成は賢島で折返し、大阪上本町行きの臨時特急となります。

最後に宇治山田に入線する大阪上本町行きのスナックカーを撮影。

大阪上本町へ向けて宇治山田を出るスナックカー
 この列車をもって今回の臨時スナックカーは全日程を無事終えることになりました。


今回のスナックカーの走行シーンを動画でもまとめてみました。

2021年5月5日水曜日

スナックカー臨時特急を追う①

昨年、定期運用を退いた近鉄12200系(新スナックカー)
先月、臨時特急として再び営業運転に就きました。
運転日は4月10日・11日・25日・29日で、そのうち11日と29日に撮影に出かけました。

11日は大阪線長瀬駅に程近い踏切でスナックカーを待ち受けます。
現地に着いて最初に現れたのは伊勢志摩ライナー(23000系)
この日は晴天に恵まれ、赤色の車体が良く映えました。

晴天の下、次々と大阪線の代表車両がやってきます。
登場からまもなく50年になる2610系普通高安行きと
同じく2610系でロングラン運用の急行五十鈴川行き

80000系(ひのとり)の登場で名阪ノンストップから
名阪乙特急へ活躍の中心を移した21000系(アーバンライナーplus)

大和朝倉行き普通に就く2800系と同じく2800系五位堂行き準急

いよいよやってきた臨時特急の12200系(新スナックカー)
「賢島」を表示する方向幕周りは通常と変わらずでしたが、
副票として旧特急エンブレムをあしらったヘッドマークが取り付けられていました。

振り返って後追いでも撮影。
列車は一路、賢島を目指します。

30000系(ビスタEX)鳥羽行き特急として通過。
スナックカー引退後はこの世代の車両が近鉄特急の古参グループになります。

2430系高安行き普通
2430系は今年で登場から50年になります。

営業運転に備えて大阪難波へ回送される50000系(しまかぜ)

最後に80000系(ひのとり)を撮影して帰途につきました。

2021年5月3日月曜日

京都線で活躍する一般車両

今回は以前、近鉄京都線新田辺へ出かけた際に撮影した一般車両の写真を紹介します。

新田辺行きの普通で現れた京都市営地下鉄10系

同じく京都市交10系烏丸線国際会館行きの急行

地下鉄乗り入れ対応車3200系による国際会館始発の奈良行き急行

8600系を先頭にした6両編成の橿原神宮前行き急行

行き先表示器がフルカラーになった3220系普通国際会館行き


京都市交10系にも行き先表示器がフルカラーに換装された編成が存在します。

8810系を含む6両編成の奈良行き急行

最後にフルカラー幕の3220系奈良行き急行
こちらの表示器の方が高速シャッターでも表示が切れずしっかり写せます。