2023年8月1日火曜日

南紀を去るキハ85系①

今年の7月1日をもって特急南紀の運用がキハ85系からHC85系にバトンタッチされました。

キハ85系南紀引退に先立ち、6月24日・25日に名古屋~新宮間で
臨時特急「ありがとうキハ85系南紀号」が運転されると聞き沿線を訪れてきました。

川添~三瀬谷間の踏切で臨時特急を待ちます。
撮影場所でスタンバイすると多気行き(326D)が走り去って行きました。

10時44分頃、新宮行き臨時特急が現れました。
グリーン車を先頭にした6連でかつての繁忙期のワイドビュー南紀を彷彿とさせる編成です。

臨時特急を撮影した後、少し移動して名古屋行き南紀4号も撮影しました。

少し南下して三瀬谷橋梁の定番撮影地で南紀3号を撮影。
キハ85系引退直前の多客で5両での運転になっていました。

今回は更に南下して新鹿周辺でしばらく撮影してみることにしました。
新鹿の砂浜と集落を望みながらトンネルに入る南紀3号を再び撮影。

漁港の突堤に移動して名古屋に向かう臨時特急をカメラに収めます。

臨時特急の乗客が新鹿の景色を堪能できるようにキハ85系が最徐行で進んでいきます。

臨時特急が過ぎた去ったあとは新鹿の砂浜を散策。
砂浜と神社の鳥居の背後を南紀84号が進んでいきます。

再び漁港に戻ってボートと共に紀伊勝浦に向かう南紀5号を捉えました。

2023年6月17日土曜日

夕刻の六軒で特急南紀を眺める②

前回の記事に引き続き六軒紀勢本線の列車を撮影していきます。
陽もだんだん傾き、田園地帯に夕日が差してきました。

亀山行き普通列車(938D)多気行き普通列車(933D)の交換風景
帰宅時間帯に差し掛かり六軒でもまとまった乗降がみられました。

夕日を浴びながら5両編成のキハ85系(南紀84号名古屋行き)が通過します。

こちらも夕日を浴びながら六軒に進入する快速みえ22号名古屋行き

快速みえ22号は対向待ちもなく、そのまま場内を通過して一路名古屋を目指します。

今度は下りの快速みえ17号鳥羽行きが通過していきました。

次第に日が落ちる時間との戦いになってきましたが、
まだ日のあるうちに特急南紀83号がやって来てくれました。

南紀は遅れていた普通列車と交換し、再び紀伊勝浦に向けて走り出します。
 遠くに見える近鉄山田線を丁度ラッピング列車「とばしまメモリー なみの章」が走っていました。

2023年6月8日木曜日

夕刻の六軒で特急南紀を眺める①

前回の記事の撮影に引き続いて、紀勢本線六軒駅に移動してまったり撮影を続けます。

相対式ホームを2つ備え交換駅となっている六軒駅
ホームを結ぶ跨線橋の上から紀勢本線を走る列車を撮影していきます。

2両編成が所定の快速みえですが、このみえ18号キハ75形4両での運転でした。

高茶屋方面から普通新宮行き(335D)が現れました。

帰宅時間帯の列車ですが、休日のためかキハ25形2両での運転です。

この335D列車、終点の新宮までは更に4時間ほどかかけて走ります。

ここでお待ちかねのキハ85系がやって来ました。
名古屋行き臨時特急南紀82号です。
午前中に撮影した南紀81号紀伊勝浦で折り返してきた列車です。

南紀82号は4両編成で終点名古屋を目指します。

普通のみ停車する六軒ですが、
時折、優等列車が運転停車を行い列車交換する姿も見られます。

快速みえ15号が運転停車してしばらくすると快速みえ20号が通過して行きました。

列車交換が完了し、快速みえ15号松阪に向けて発車。
キハ75形も登場から30年経ちますが、今もなお第一線で活躍し続けています。

2023年5月23日火曜日

伊勢平野を駆ける特急「南紀」③

雲出川周辺から六軒~松阪間のポイントへ移動。
ちょうど紀勢本線名松線の線路が分かれる付近です。

快速みえ14号名古屋行きが通過します。
手前に写るのが名松線の線路です。

続いて亀山行き(926D)キハ25形も2両編成で通過。

このあたりは比較的見通しがよく色んな角度の撮影が試せます。
田植えが済んだばかりの田んぼと麦畑を絡めてみました。

同じアングルで特急南紀5号を撮影。
他の定期南紀と同じく中間にキハ84形300番台を挟んだ5両編成でした。

麦畑をすすむ名松線

松阪を出て名古屋へ急ぐ南紀6号
この日は多客や単線の行き違いの影響で数分ずつ列車に遅れが出ていました。

南紀通過の後、しばらくすると名松線伊勢奥津行きがノンびり通り過ぎて行きました。

2023年5月16日火曜日

伊勢平野を駆ける特急「南紀」②

撮影地点を変えて雲出川の南側、六軒寄りのスポットにやって来ました。

雲出川を渡ったキハ25形鳥羽行き
田植えが終わったばかりの田んぼの間を進んでいきます。

このあたりは線路脇に建物が少なくサイドからの視界も良好です。

名古屋行き快速みえ8号を後追いで撮影。

南紀3号は踏切付近のポイントから撮影。

雲出川橋梁からの築堤を下ってきたキハ85系が轟音を立てて通過していきました。

六軒方向を向いて後追いでも撮影しました。

松阪方向からやって来た南紀4号が雲出川橋梁に差し掛かります。
基本編成にキハ84形300番台を3号車に繋いだ5両の編成です。

2023年5月11日木曜日

伊勢平野を駆ける特急「南紀」①

晴天に恵まれた今年のGW前半。
暖かい陽気に誘われて特急南紀を目当てに撮影に出かけてみました。

現地到着後、雲出川の橋梁にカメラを向けると早速、紀伊勝浦行き南紀1号が現れました。
近年2両編成が多い南紀ですが、GWに合わせて5両に増強した編成での運転です。

南紀1号に続いてキハ25形4両伊勢市行き(917D)が雲出川を渡ります。

列車の間隔が空く間、撮影地を求めて少し移動していると不意に橋梁を渡る列車の音が。

やってきたのは名松線用キハ11-300で、恐らく回送かと思われます。

快速みえ6号名古屋行きが通り過ぎます。
訪れた時期はちょうど田植えのシーズンとも重なっていて、
線路の周りに広がる水田では各所で田植えの真っ最中です。

田んぼのあぜ道を田植え機や軽トラが忙しく動き回るようのを横目に
紀勢本線の列車が駆け抜けていきます。

臨時特急南紀81号が通過。
グリーン車は無いもののキハ84形300番台を2両挟み、
かつての南紀4両基本編成を彷彿とさせるスタイルです。

橋梁を渡る音を響かせてキハ85系紀伊勝浦を目指して南下していきます。