2011年6月30日木曜日

紀勢東線の列車を追う(その1)

6月28日(火曜日)この日は三重に帰省していたため、近所の紀勢線の撮影に出かけてみました。折しも6月から伊勢車両区所属のキハ40にも国鉄ローカル色に塗り替えられた車両が現れており、あわよくばそれも撮影したいと思いキハ40系列の運用を中心に狙ってみました。

まずは参宮線外城田駅で亀山発伊勢市行き普通(921D)を撮影。

外城田駅のホーム越しにパチリ。

 外城田駅は参宮線の駅で、紀勢本線多気駅の一つ隣の駅になります。
田園地帯の周りに何もない駅ですが、なぜかホームに電話ボックスが設置されています。

今度は多気~徳和間の櫛田川橋梁に移動して撮影。
川の流れが穏やかでやって来たキハ11(923C)が水面にキレイに映りました。

キハ11-300番台が繋がった伊勢市発亀山行きの普通列車(918C)

918Cの後を追う快速みえ8号(2908D)
今年3月の改正から平日も4両で運転されている快速みえ、
橋梁で撮るとなかなか様になります。

 撮影途中に見つけた櫛田川橋梁の橋脚に付けられた基準水位。今ではこの基準水位だけで運行判断はしていないとは思いますが、徐行から抑止まで分かりやすいといえば分かりやすいように思えます。

快速みえ3号鳥羽行き(2903D)
よく見ると乗務員室後方に参宮線100周年記念ステッカーが貼られています。

 紀勢線の多気~相可間の踏切に移動してみました。
すると、新宮発多気行き普通(326D)にローカル色のキハ40がくっついてやって来ました。

紀伊勝浦行きの特急南紀3号(3003D)を撮影。なぜか7分ほど遅れていました。

その2に続きます~

2011年6月23日木曜日

大阪駅の新バスターミナル

もう移転してから半月以上になりますが、大阪駅のJR高速バスターミナルが6月1日に三越伊勢丹側(北側)に移転しました。以前の桜橋口のターミナルと比べると格段に明るくなり乗り場も一列に整理され大変分かりやすくなりました。

こちらは乗り場と共に桜橋口から移転してきた西日本JRバスのチケット売り場。この有人の売り場以外にも所々に自動券売機も設置されています。

前の乗り場と比べ、一番改善されたのが乗車案内です。以前はマイク放送と掲示されたバス時刻表を頼りに乗り場を探さねばなりませんでしたが、新しい乗り場には北ビルの出入り口付近と各乗り場に液晶画面が設置され、直近のバスの発車時刻と乗り場が分かりやすくなりました。

夜になると昼行バスの到着に加えて夜行バスの発車が重なりターミナルが賑わいます。

 JRバス関東所属のエアロキングで運行されるプレミアム中央ドリーム号。
JR東海バスの「超特急 名古屋駅」行き。

 四国方面へは昼、夜問わず多数の便が発着しています。

 新しいターミナルにはJRの高速バス以外にも淀川区方面に向かう大阪市営バス阪急バスの乗り場も集約され、高速バスと路線バスの競演も見られます。

このバスターミナルは基本的に高速バスではJR系列が主に乗り入れてますが、地元のバス会社と共同運行している路線があるため他社のバスも見かけることが出来ます。写真は阿波エクスプレスとして大阪と徳島を結んでいる本四海峡バス

大阪~岡山間を結んでいる両備バス
大阪から津山や西脇など中国道沿線を結んでいる神姫バス。 

おまけ:夜間は夜行バスと乗客を降ろした回送バスの出発が重なることが多く、こんなちょっと迫力あるシーンも見られます。

2011年6月19日日曜日

美濃太田に眠る車両達

 6月14日(火)にクルマで岐阜のJR東海美濃太田車両区に行ってきました。この車両区にはキハ40系列やキハ11といった高山本線・太多線を走る車両達が留置されています。

クルマで車両区を通り過ぎてしばらく行くと…
広大なヤードに普段は見慣れない車両群が現れます!

 実はここはJR東海がかつて活躍した自社に縁のある車両を集めて静態保存しちゃってる車両区なのです。一部は今年3月に開館したリニア鉄道館に移動し展示されていますが、それでもまだ沢山の車両が美濃太田で眠っています。


 かつて中央本線で活躍した165系急行電車と381系のトップナンバー編成の中間車(モハ381-1、モハ380-1)

JR東海は非電化路線も多いため気動車も充実。キハ82系、キハ181系、キロ28
その上国鉄時代に関西線や紀勢線・参宮線で活躍したキハ30まで保存しています。

かつて伊勢車両区に在籍し、紀勢線・参宮線で活躍したキハ58。
最末期の活躍を知る者としては胸が熱くなります!

熊野市に停車中のキハ58(1999年撮影)

おまけ:美濃太田にはラッセル用としてDE15 1541が所属しています。
お色直しをしたばかりらしくピカピカの状態で留置されていました。
そして建屋の中には国鉄風塗装に塗り替えられたキハ48が入っておりました。

2011年6月8日水曜日

セントレアで貨物機の競演

6月4日土曜日にふらっとセントレアに行ってみました。


スカイデッキに出てみると今年からロゴマークとして復活した鶴丸塗装のB737-800(JA337J)が!
鶴丸とスカイマークのロゴとの並びは新鮮な感じですね。

「エコボン」ことANAウイングスのボンバルディアDHC-8-400(JA856A)

中国東方航空の上海万博塗装をまとったA320-200(B-6639)

この日のセントレアは貨物機が多く集まっていました。
1枚目はアメリカ、エバーグリーン航空の貨物機B747-200(N485EV)、クラシックジャンボらしくけたたましいエンジン音と共に離陸していきました。
そして、北側の奥にはエア・ホンコンのA300の陰に隠れてアントノフの姿が!新聞によると日本にガスタービン発電設備を空輸するためにチャーターされて来たらしいです。

そして、この日のお目当てのB747-400ドリームリフター(N780BA)です。この機体は日本で製造されたB787の部品をボーイングが自ら空輸するために保有していて、胴体真っ二つに分けるようにして資材を積み込むのが特徴です。