2015年8月23日日曜日

新宮にて多客に備え一息

 船津~相賀間で熊野花火の臨時列車を撮影後、夕闇迫る新宮駅までやって来ました。
和歌山県となる新宮からも花火見物の乗客は多く、
熊野市方面へ臨時列車の設定や乗り場を案内する特設の看板が出ていました。

 発車案内には「臨普」として熊野市行きの表示が出ています。

新宮発熊野市行き臨時普通(9324D)は昼間撮影したキハ250番台が先頭に。

ふと中線に目をやると6両編成のキハ85が留置されていました。

駅に隣接する留置線にも2編成のキハ85が入っていました。
花火の来観者を運び終え、帰宅者の輸送を前につかの間の休息を取っているようです。

中線のキハ85をよく見ると勝浦方に貫通型先頭車を3つ連ねた格好になっていました。

こうした変わった編成も多客臨ならではです。

そうこうしていると先ほど撮影したキハ48普通(333C)が到着

 折り返して紀伊長島行き(340C)となります。

 新宮駅で今も現役で残る洗面台、ツートンカラーの気動車との組み合わせも良い。

新宮駅のホームで発車待ちする6両のキハ48
これが最後の光景になるかもしれません。

 発車に備えヘッドライトが点灯。
この後ゆっくりと新宮を後にして行きました。

 1番線には特急くろしお17号381系が入線して来ました。

紀勢本線を代表する両車の組み合わせが見れるのもあと僅か

これら新宮駅に多数明かりを落として留置されているキハ85ですが、
この後大勢の花火見物客を夜を徹して名古屋方面に送り届ける任務が待っています。

2015年8月22日土曜日

新車も登板、熊野花火臨

毎年恒例の熊野大花火大会に伴う紀勢本線の臨時列車。
今年は花火大会が悪天候で順延し8月18日の運転となりました。

今年は新たに加わったキハ25が中心となり臨時列車及び定期列車の増結が行われました。
まず撮影したのがキハ25の4両で運転された多気発熊野市行きの臨時普通(9321D)

9321D列車の先頭2両は普段から紀勢本線で運用される1000番台
後方が高山本線からの応援車両の0番台による編成でした。 

名古屋発熊野市行きの臨時特急ワイドビュー南紀95号

定期列車の紀伊長島行き普通列車(330C)
8月1日より運用に入ったキハ25による所定2両編成での運転

こちらは定期列車の特急南紀5号紀伊勝浦行き
所定の4両に中間車と貫通型先頭車の2両が増結されています。

定期列車の普通新宮行き(331C)は所定の2両編成から堂々6両に増結

臨時快速熊野市行き(9323D)キハ25の4両編成

キハ85の6両編成が回送されていきます。
この車両はこの後、紀伊長島から熊野市行き臨時快速(9385D)として戻ってきます。

2両のキハ25でやって来た普通亀山行き(334C)は通常と変わらぬ編成

最後の写真は今年も見れたキハ48の6両編成
新宮行き(333C)が所定の2両から6両に増結されています。

2両一組のキハ48が3つ連なって後ろ2両がツートンカラーというある意味綺麗な編成でした。

2015年8月13日木曜日

新型車で紀勢線鈍行旅

8月1日の参宮線伊勢車両区
前日で運用から離脱したキハ11の0番台と100番台が集められている一方で
この日から運用に入るキハ25が洗浄線で待機しています。

留置されているキハ11は今後順次名古屋方面へ回送されると思われます。

伊勢市から乗車した快速みえ6号の前方から見た田丸に停車中のキハ11形300番台の回送
今後のキハ11の運用はこの300番台のみになります。

多気に到着。キハ40・48の運用はまだまだ健在

多気からはこの日よりキハ25の運転となった紀勢本線新宮行き(329C)に乗車

フルカラーの行先表示器に出る「新宮」の文字

先頭部にはキハ85に取り付けられるシカ対策のクッションを設計時点から取り込んだ排障器

乗車したのはキハ25-1505とキハ25-1605で組成されたM105編成

今年製造された正真正銘の新車です。

こうした313系並みの管理モニタも付いています。

新型車両で紀勢本線を南下していきます。

三瀬谷に停車。扉上のLEDによる案内も紀勢本線ではまだ見慣れない設備

紀伊長島にて長時間停車の間に撮影
これが新しい日常風景

尾鷲あたりからは大きな窓に海を眺めながら更に南下していきます。

JR東海管内を走りきり、新宮に到着

反対側のホームには紀伊長島行きのキハ25が停車中

フルカラーLEDによる「紀伊長島」の表示も新鮮に感じられます。

駅舎に飾られた新宮鐵道をイメージした大きなイラストが目を引きます。

券売機が新型に置き換わっていました。

新宮の留置線で早くも顔を合わせるキハ25381系

駅からレンタサイクルで海岸近くの線路沿いへ
晴天の下、真っ青の105系が通過

前回は春に訪れた王子ヶ浜近くで381系「くろしお」28号を撮影

新宮方のパノラマグリーン車
付近に25km/h速度制限が設けられていたため非常にゆっくりと通過していきました。