2013年11月26日火曜日

谷汲駅訪問

先月、岐阜県揖斐川町にある名鉄谷汲駅跡を訪れてみました。

 谷汲駅は2001年に廃止された谷汲線の終点駅
営業当時はここから揖斐線の黒野駅(現在は廃止)で連絡して岐阜駅前まで行けました。

保存されている改札口には当時も運賃表も残されています。

 駅舎内のギャラリーにはところ狭しと谷汲線に纏わる備品が展示されています。



 なぜか谷汲駅よりも長瀬駅に愛着を感じてしまう

 ホームには静態保存車があり、現役当時の雰囲気を感じられます。

 静態保存されているモ750形
1928年(昭和3年)に製作され当初は名岐間を結ぶ主力車両でしたが、戦後は小牧線・広見線から瀬戸線と転属を繰り返し、最後はこの揖斐・谷汲線で活躍しました。

 俗にガイコツテールと呼ばれる独立したテールライトが昭和初期の車両らしさを掻き立てます。

 ワンマン対応の設備は追加されているものの運転台も計器が少なく非常にシンプル

 車内に入ると一般的な路面電車よりも一回り大きく感じる

 モ750形のホームの反対側にモ510形が保存されています。

こちらは1926年(大正15年)製

当時流行していた丸窓と曲線で構成された先頭部が時代を感じさせます。 

車内は岐阜市内・揖斐線直通列車に投入された際に整備された転換クロスシートが並ぶ

かつて谷汲駅から岐阜駅前へと伸びていた線路
頭が完全にすり減って平になったレールが谷汲線の台所事情を伺わせます。

2013年10月30日水曜日

木曽路の観光列車

先日(10月19日)、秋の行楽シーズンに合わせて中央西線で運行されている臨時急行「中山道トレイン」に乗りに出かけてみました。

今回は特急「しなの」の乗継割引と青空フリーパスを最大限利用するため米原まで新幹線で移動。奇しくも今年春から供用開始された新大阪駅の27番線を初めて利用しました。

新設ホームとあってホームドアも設置されていました。
新大阪の相対式ホームから東海道新幹線に乗るとちょっとした違和感を覚えました(^_^;)

米原で「しなの9号」に乗り換えて木曽福島に到着
土曜日とあって自由席は名古屋から木曽福島まで立ち客が出るほどの盛況ぶりでした。

名古屋行きの「中山道トレイン」は木曽福島よりもさらに塩尻寄りの奈良井が始発駅ですが、しなの」が止まらないためここで普通列車に乗り換えます。

左右に張り出した屋根が特徴の木曽福島駅

中央道沿線地域ではお馴染み京王の高速バス

木曽福島から2両の313系で奈良井に到着



1909年(明治42年)に建てられた木造駅舎が現役です。

駅は簡易委託駅となっており、日中地元の方が乗車券類を発売しています。

駅周辺には中山道の宿場町、奈良井宿が広がっており、この日も大勢の観光客で賑わっていました。

奈良井宿のお店の一つ「こころ音」さんで昼食に天ぷらそばを頂きました。

奈良井宿で散策を終えて駅に戻るといよいよ「中山道トレイン」に使用される371系が入線。

371系は元特急あさぎり」用の車両でしたが、
今では役目を終えて臨時列車として運用されています。

先頭部には「中山道トレイン」専用幕も用意

1991年(平成3年)に登場した371系はデザイン的に100系新幹線とどこと無く似ています。

ちゃんとダブルデッカーも組み込まれています。

通路上にはシンプルな電光掲示も

内装は落ち着いた雰囲気で座席はクッションがかなり柔らかく造られています。

列車出発後に乗客全員に配られた乗車記念カードと車内売店で購入した木曽路ぷりん
道中地元の観光協会の方がアナウンスで沿線紹介をされていました。

奈良井を15時42分に出て名古屋18時29分着
371系の大きな窓から秋に染まりつつある木曽路の景色を堪能した旅でした。

2013年9月24日火曜日

ロングラン列車の乗り継ぎ

 前回の記事から旅はまだ続いておりまして、これが最後の記事になります。
日光を訪れた日は東京の友人宅に宿泊し、9月10日は中央本線高尾駅から旅をスタート

東京近郊の駅としては珍しく1927年(昭和2年)築の重厚な木造駅舎が現役です。

高尾から中央本線をひたすら西へと進みます。 

東京の中央線の主役はオレンジ帯のステンレス車E233ですが、
高尾から西は国鉄時代から変わらす115系が主役です。 

 高尾始発小淵沢行きに乗車

途中駅では長野色の115系同士がホームを挟んで並ぶ姿も

 高尾から2時間20分列車に揺られて山梨県小淵沢駅に到着

 小淵沢は小海線が分岐し、八ヶ岳観光の出発点であるため観光客で賑わっています。

次の松本方面の列車まで30分ほど乗り換え時間があるためお昼は駅そばに 

山賊そば(380円)を注文
常磐線我孫子駅に匹敵する大きな唐揚げが入っていてボリューム満点!

駅そばを食した後、後続の松本行きに乗って一つ隣の信濃境駅で長野県に突入!
駅名の文字通り具合が面白い

信濃境を出発して暫くすると列車右手に茶色い鉄橋がちらっと見えました。
この鉄橋は正式には立場川橋梁と言い、
中央本線が単線の頃に使われていた鉄橋が当時のままで残されています。

列車は西へと進み諏訪湖畔の上諏訪

温泉の街にちなんでホームには足湯も整備されています。 

 松本行きの特急「スーパーあずさ」飯田線から入ってきた213系の並び

 岡谷で松本行きの普通から下車して乗り換え

乗り換えるのはこちらの列車…

 岡谷始発で辰野から飯田線に入り、路線起点の豊橋まで直通するロングラン列車です。

中央本線から飯田線に入る辰野でE127系と遭遇
3月までこの区間を走っていたクモハ123-1「ミニエコー」の後継車両です。

岡谷を出て5時間56分かかって豊橋に到着
田園地帯や渓谷、秘境駅など6時間もの乗車時間で様々な車窓を楽しめました。

9月10日、飯田線を全線乗り通して今夏の青春18きっぷの旅は終了。
久しぶりに18きっぷを5日分フルに使いきって鉄道の旅を満喫できた夏でした。