先日(10月19日)、秋の行楽シーズンに合わせて中央西線で運行されている臨時急行「中山道トレイン」に乗りに出かけてみました。
新設ホームとあってホームドアも設置されていました。
新大阪の相対式ホームから東海道新幹線に乗るとちょっとした違和感を覚えました(^_^;)
米原で「しなの9号」に乗り換えて木曽福島に到着
土曜日とあって自由席は名古屋から木曽福島まで立ち客が出るほどの盛況ぶりでした。
左右に張り出した屋根が特徴の木曽福島駅
中央道沿線地域ではお馴染み京王の高速バス
木曽福島から2両の313系で奈良井に到着
1909年(明治42年)に建てられた木造駅舎が現役です。
駅は簡易委託駅となっており、日中地元の方が乗車券類を発売しています。
駅周辺には中山道の宿場町、奈良井宿が広がっており、この日も大勢の観光客で賑わっていました。
奈良井宿のお店の一つ「こころ音」さんで昼食に天ぷらそばを頂きました。
奈良井宿で散策を終えて駅に戻るといよいよ「中山道トレイン」に使用される371系が入線。
371系は元特急「あさぎり」用の車両でしたが、
今では役目を終えて臨時列車として運用されています。
先頭部には「中山道トレイン」専用幕も用意
1991年(平成3年)に登場した371系はデザイン的に100系新幹線とどこと無く似ています。
ちゃんとダブルデッカーも組み込まれています。
通路上にはシンプルな電光掲示も
内装は落ち着いた雰囲気で座席はクッションがかなり柔らかく造られています。
列車出発後に乗客全員に配られた乗車記念カードと車内売店で購入した木曽路ぷりん
道中地元の観光協会の方がアナウンスで沿線紹介をされていました。
奈良井を15時42分に出て名古屋18時29分着
371系の大きな窓から秋に染まりつつある木曽路の景色を堪能した旅でした。