前回の記事から旅はまだ続いておりまして、これが最後の記事になります。
日光を訪れた日は東京の友人宅に宿泊し、9月10日は中央本線高尾駅から旅をスタート
東京近郊の駅としては珍しく1927年(昭和2年)築の重厚な木造駅舎が現役です。
高尾から中央本線をひたすら西へと進みます。
東京の中央線の主役はオレンジ帯のステンレス車E233ですが、
高尾から西は国鉄時代から変わらす115系が主役です。
高尾始発小淵沢行きに乗車
途中駅では長野色の115系同士がホームを挟んで並ぶ姿も
高尾から2時間20分列車に揺られて山梨県小淵沢駅に到着
小淵沢は小海線が分岐し、八ヶ岳観光の出発点であるため観光客で賑わっています。
次の松本方面の列車まで30分ほど乗り換え時間があるためお昼は駅そばに
山賊そば(380円)を注文
常磐線我孫子駅に匹敵する大きな唐揚げが入っていてボリューム満点!
駅そばを食した後、後続の松本行きに乗って一つ隣の信濃境駅で長野県に突入!
駅名の文字通り具合が面白い
信濃境を出発して暫くすると列車右手に茶色い鉄橋がちらっと見えました。
この鉄橋は正式には立場川橋梁と言い、
中央本線が単線の頃に使われていた鉄橋が当時のままで残されています。
列車は西へと進み諏訪湖畔の上諏訪へ
温泉の街にちなんでホームには足湯も整備されています。
松本行きの特急「スーパーあずさ」と飯田線から入ってきた213系の並び
岡谷で松本行きの普通から下車して乗り換え
乗り換えるのはこちらの列車…
岡谷始発で辰野から飯田線に入り、路線起点の豊橋まで直通するロングラン列車です。
中央本線から飯田線に入る辰野でE127系と遭遇
3月までこの区間を走っていたクモハ123-1「ミニエコー」の後継車両です。
岡谷を出て5時間56分かかって豊橋に到着
田園地帯や渓谷、秘境駅など6時間もの乗車時間で様々な車窓を楽しめました。
9月10日、飯田線を全線乗り通して今夏の青春18きっぷの旅は終了。
久しぶりに18きっぷを5日分フルに使いきって鉄道の旅を満喫できた夏でした。