この程、今年の3月19日から特急やくもに運用されている381系の一部で
国鉄色塗装が復活する事が発表されました。
これで2024年から置き換えが決定している381系にますます注目が集まりそうです。
それに因んで今回はかつて関西圏でも見られた国鉄色の381系を振り返っていきます。
写真は2013年3月2日に紀勢本線新宮~紀伊勝浦間の開業100周年を記念して
新大阪~新宮間で運転されたツアー列車「なつかしのくろしお号」です。
終点の新宮に到着した「なつかしのくろしお号」
この日は新宮駅等で鉄道イベントも行われ沿線は盛り上がりを見せていました。
「はんわライナー」がありました。
ラッシュ時間帯でも着席できる同列車は通勤客の強い味方でした。
2004年8月に新大阪で撮影した急行ちくま。
2010年、平城遷都1300年祭に関連して新大阪~奈良間で運転された特急まほろばにも
国鉄色の381系が起用されていました。
2011年1月に山崎付近の東海道本線を上る381系。
この頃は381系による中央本線方面への団体列車が時折運転されていました。
2004年8月に新大阪で撮影した急行ちくま。
ちくまは2005年に廃止された大阪~長野間を結ぶ夜行急行でしたが、
最後の2年間はJR東海所属の381系で運転されていました。
JR東海の国鉄色381系が現在も保存公開されています。
381系のパノラマグリーン車もかつてはリニア鉄道館で保存されていましたが、
2019年にあえなく保存公開を終了してしまい現存していません。
今回の記事に加えて、関西では特急こうのとりやはしだてなど
福知山方面に向かう特急にも国鉄色の381系が運用されていた時期がありました。
それらについては過去の記事で取り上げていますのでそちらも合わせて御覧ください。
各種こうのとり(2012年7月12日公開)
丹波を駆ける381系(2015年4月8日公開)
幕を下ろす国鉄特急色(2015年10月28日公開)