2015年6月5日金曜日

近江の白い奴、ラストラン

5月末の晴天に恵まれた日曜日に滋賀の近江鉄道沿線を訪れてきました。

太郎坊宮前~市辺間の水田地帯を行く820系
滋賀県警の広告をまとった通称パトカー電車

早速今回の主役がやって来ました。
この日の臨時列車での運転をもって引退する220形電車
新旧機器を寄せ集めて製造された来歴や小ぶりな車体から親しまれてきた車両です。

最後の営業運転となる臨時列車は彦根を振り出しに近江鉄道各線を隈無くめぐり、
最後は彦根で引退イベントが執り行われます。

220形が近江八幡方面へ走り去った後、八日市行きの定期列車として100形が通過
系列の西武鉄道からの譲渡車で近江鉄道新しい主力車両となっています。

八日市から折り返してきた列車を場所を変えて撮影

西武時代とは全く異なる水色の塗装が田んぼに良く映えます

再びパトカー電車もやって来たので田んぼの中でサイドビューを撮影

220形もサイドを押さえてみました。
定員一杯まで乗車した車内の様子からこの車両の人気ぶりが覗えます。

大勢の乗客を乗せ、吊り掛け駆動独特の走行音を響かせて走り去って行きました。