旅行1日目の夕方、伊予鉄道のターミナル松山市駅から高浜線に乗り込みます。
松山市駅は系列のいよてつ髙島屋と駅舎が一体になっています。
野球が盛んな土地柄、建物の側面には地元の甲子園出場校の懸垂幕が掲げられていました。
松山市駅の向かい側には伊予鉄道の本社ビル
本社前には伊予鉄道が開業時走らせていた機関車のレプリカが展示されています。
同型のSLが牽引する列車が夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場した為、
市民から今でも「坊っちゃん列車」として親しまれています。
同型のSLが牽引する列車が夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場した為、
市民から今でも「坊っちゃん列車」として親しまれています。
ナローゲージの機関車で細長い煙突とナロー特有のバッファが一組の連結器が目を引きます。
機関車に取り付けられている銘板
ドイツミュンヘンのクラウス社で1888年に製造された旨が記されています。
松山市駅のコンコース
地方私鉄ではありますが、デパートも備えたターミナル駅に相応しい造りになっています。
高浜線で乗車したのは京王電鉄から譲渡された3000系
側面にうっすらと京王のロゴマークが残っています。
ガタゴト揺られながら港を目指す。
夕刻とあって車窓には瀬戸内に沈む夕日が
梅津寺停車中にも一枚
松山市駅から20分ちょっとで終点の高浜駅に到着
鉄道は終点ですが、駅名標を見ると点線で松山観光港の文字が
ホームの端に目をやるとすぐ先にバスが待機していました。
港までの連絡バスは鉄道ダイヤと完全にリンクしていて、
列車の到着後すぐに発車して松山観光港へ向かいます。
松山の海の玄関口、松山観光港。
ここから広島・呉へフェリーや高速船、更に小倉へフェリーも出ています。
呉経由広島行きの高速船に乗り込みます。
「松山・広島割引きっぷ」には松山から呉まで高速船の乗船クーポンも含まれています。
リクライニングシートが並ぶ1階の自由席に着席
2階には500円の追加料金で利用できるスーパーシートもあります。
松山から1時間弱で呉港に到着
ちょうど横には帰宅客で混雑する江田島行きのフェリーが停泊していました。