9月4日に紀勢本線で紀伊半島を一周してきました。
今回は途中の新宮駅で珍しい光景を目にしたので紹介します。
多気から新宮まではキハ48に揺られやって来ました。
キハ48は新宮で折返して再び多気に向かいます。
キハ48は新宮で折返して再び多気に向かいます。
キハ48で新宮に到着した直後、留置されていた「SmartBEST」が動き出しました。
「SmartBEST」は近畿車輛が新たに開発したバッテリー電車で、
9月13日から走り始めるきのくに線の臨時快速に使われる車両です。
105系が留置されている側線をゆっくりと「SmartBEST」が進んでいきます。
手前で停止
係員が連結器をチェックします。
今度は105系に向かって合図をだします。
105系が「SmartBEST」に向かってゆっくり近づいていきます。
一旦停止して…
連結完了しました。
真横から見るとこのような形
恐らく営業運転を前に異常時の牽引を想定した試験だったと思われます。
「SmartBEST」はディーゼルエンジンによる充電型バッテリー電車であるため、
気動車と電車で見られる設備が両方備わっています。
写真はディーゼルエンジンの燃料タンク
こちらは蓄電池に蓄えられた電力をモーターに伝えるための電力変換装置
ご覧のように車体にはキティちゃんと熊野地方の観光名所イラストがラッピングされています。
今回紹介した「SmartBEST」は臨時快速「ハローキティ和歌山号」として
新宮~串本間を9月13日から12月14日の土日祝限定で運転される予定です。