10月7日から9日にかけて三重の鈴鹿サーキットでF1の日本グランプリが開催されました。
これに合わせて伊勢鉄道・JR東海でも例年通り、名古屋・津から鈴鹿サーキット稲生まで多数の臨時列車を運転して多客に対応しました。
今回はその最終日(10月9日)の模様を見てきたので紹介します。
伊勢鉄道徳田駅付近の撮影ポイントに着いて早々、特急南紀1号熊野市行きが通過。
この日は熊野市側に1両増結して5両編成での運転でした。
続いてキハ40・48系5両編成の回送が通過。この車両は名古屋~鈴鹿サーキット稲生間で臨時快速として運転され、その後回送として津まで運転されます。
キハ85による津~鈴鹿サーキット稲生間の臨時快速。
名古屋~鈴鹿サーキット稲生間で臨時特急「鈴鹿グランプリ」5号として運転されたキハ85の回送とその車両の折り返しを使用した津~鈴鹿サーキット稲生間を走る臨時快速。
名古屋~鈴鹿サーキット稲生間の臨時快速にはキハ75も使用。
伊勢鉄道の列車は普段は1両の運転ですが、流石にこの日は2両編成で運転。
四日市~鈴鹿サーキット稲生間の臨時快速の運用を終えた回送列車。
キハ40の長編成はなかなか壮観です。
伊勢鉄道での撮影を終えた後、四日市市のJR貨物塩浜駅を訪れてみました。日曜だったので列車の出入りはありませんでしたが、四日市コンビナートと各地を結ぶタキが多数留置されていました。
黒い塗装のタキ43000形とタキ1000形の給油口
日焼けして塗装が色あせているタキがいる一方で、キレイな塗装のタキもいました。
最後にJRの四日市駅に行ってみました。
四日市駅には伊勢鉄道の列車も乗り入れるため、関西線の列車から伊勢鉄道の列車へF1の観戦客が一斉に乗り換えていました。
構内ではDE10形が貨物の入れ換えを行っていました。
四日市駅の発車案内、特急南紀5号熊野市行きの表示は10月11日の紀勢線東海区間復旧を目前にして貴重な表示になりつつあります。