2022年6月11日土曜日

名古屋を駆けるいぶし銀

2022年2月、去就が注目される名古屋市営地下鉄3000形を求めて愛知を訪れていました。

撮影地に向かう際、鶴舞線の乗り場に向かうとちょうど3000形が入線。
訪れた当時でも3000形は2編成しか残っておらず幸先良いスタートです。

窓の少ない先頭部や額縁が省略された広告枠など3000形のレトロな内装を眺めます。


この日撮影に訪れたのは名鉄豊田線黒笹駅
この駅はホームが曲線になっているため車掌さんが中間車で扉扱いを行っていました。

黒笹駅の豊田市方で撮影を開始。
現在、鶴舞線の主力となっている3050形がやってきました。

豊田市で折り返してきた3000形を撮影。
この編成は今年の3月に引退したので、その直前の姿を収めることが出来ました。

黒笹に停車中の3000形
運転席周りの角張ったガラス配置も3000形の特徴の一つです。

こちらは3000形の後継車両として登場したN3000形です。
2012年から順次導入されています。

一方、地下鉄鶴舞線名鉄豊田線には名鉄側の主力として100系も走っています。

出っ張った前照灯と名鉄の社章をあしらった窓下のステンレス板が特徴です。

100系は同じスタイルで比較的製造年次が浅い車両も在籍していますが、
3000形に負けず劣らずレトロな雰囲気を醸し出しています。

行先表示器や運用番号が幕式のまま更新されていないのも個人的にはポイントが高いです。

鶴舞線3000形は現在、最後の1編成が活躍中ですが、
名鉄100系も今後の去就が気になります。