今回は一見えらく地味な写真ばかり並ぶ記事ですが、
今回台湾で見かけた貨車について紹介します。
台東に向かう旧型客車に乗車中、加祿駅にて留置される貨車群
日本ではコンテナ貨物が主体になっていますが、
台湾ではこうした大型の有蓋貨車も見ることが出来ます。
形式は「35C21000」、35トン積みの有蓋車
日本式に言うと積載量25トンを超えているので「ワキ」級の貨車とも言えます。
台東駅の構内では有蓋貨車に車掌室が付いた有蓋緩急車を見かけました。
戦後の製造ですが、日本の車掌車と雰囲気がそっくり
形式は「3CK2000」
緩急車の次位にはバラスト散布用のホッパ車「35B10000」が連結されていました。
同じく台東駅構内では工事で出た瓦礫を積み込まれている最中の無蓋貨車も見かけました。
こちらは高雄から台南に向かう莒光号の車中より、岡山駅に留置される長物車
この貨車は中華民国国防部所有で形式は「P50F300」
3軸台車を履いており、用途は主に戦車輸送のようです。