2011年5月23日月曜日

福岡の旅~福岡空港編~

今回の福岡から大阪への帰路は飛行機を利用するため、地下鉄で福岡空港にやって来ました。個人的には初福岡空港です。

福岡空港までの移動は地下鉄でしたが、JR筑肥線から乗り入れてきた103系1500番台に当たりました。通勤でいつも大阪環状線の103系にお世話になっていますが、九州でも103系に乗れるとは!

市街地中心部と空港が非常に近いことで有名な福岡空港。博多駅から地下鉄で5分程で到着し、地下鉄駅からもエスカレーターを上がるだけですぐに出発ロビーに入れます。写真は地下鉄福岡空港駅の切符売り場近くに設けられた出発便の運航案内標です。

屋上の展望デッキからの眺め

福岡空港は国内線と国際線のターミナルが別々に設けられていて国内線ターミナルの反対側に国際線ターミナルがあります。写真の香港ドラゴン航空は現在日本への定期便としては福岡空港でしか見られない貴重な存在です。(キャセイパシフィックとのコードシェア扱いにより成田等への便はあり)

ANAウイングス1682便(福岡→伊丹)でついに福岡を離れます。何気に初ボンバルディア&ターボプロップ機搭乗です。

空から見た和歌山の街。住友金属の製鉄所、空から見るとその大きさがよく分かります。

伊丹空港に無事到着。これで5月4日から6日かけての旅の全行程が終了です。
伊丹では乗客はエプロンに降りて徒歩でターミナルビルに入るので、普段はあり得ないアングルで機体を写真に納めることができました。

全8回に渡りお送りした「福岡の旅」シリーズは今回で完結です。長々と読んでくださった皆様へ心から御礼申し上げます(^_^)/

2011年5月22日日曜日

福岡の旅~博多駅編~

筑豊本線訪れた後は博多駅に移動し、福岡を離れるまでの間いろいろ見て回りました。

リニューアル後の深い青色がすっかり板に付いた特急ソニックの883系。
JR四国から転属したキハ185系で運転される特急ゆふ

併結列車の特急みどりハウステンボス(783系)と特急きらめき(787系)

博多駅を出て行く415系。普段はカラフルな電車達の間で埋没してる感がありますが、8両編成になると流石に貫禄があります。

博多駅ホームにあった面白いもの、一つ目が立ち食いラーメン屋。ラーメンで有名な博多ならではな光景です。もう一つが子供向け施設の「おもちゃのチャチャチャ。ちゃちゃくらぶ」。駅のホーム上にこのような施設を作れるJR九州の柔軟さに感心しました。

入場券を買って新幹線ホームに上がってみました。九州新幹線の延伸で駅名標の次駅に「しんとす」が追加されています。

800系新幹線2タイプ。1枚目が2004年の九州新幹線営業開始時に導入されたタイプ。2枚目が九州新幹線延伸に備えて導入された後期形。ライト回りのデザイン等が変更されています。

新幹線延伸に合わせて新設された11番ホーム。博多で折り返す九州新幹線の列車が使用しています。

今年3月にJR博多シティとして生まれ変わった博多駅駅舎。ビルの屋上には「つばめの社ひろば」なるスペースがあり、街を見渡せる展望ゾーンや鉄道神社などちょっとした観光スポットになっています。

「つばめの社ひろば」には博多駅構内を見渡せる展望ゾーンもあります。少々スペースが狭いですが、最高のアングルで行き交う列車を眺めることが出来ます。

2011年5月17日火曜日

福岡の旅~筑豊本線編~

  福岡に一泊して翌5月6日。この日は福岡市周辺のローカル線を乗りつぶす予定で博多駅を出発し、原田駅にやって来ました。
原田駅は鹿児島本線から筑豊本線が分岐している駅です。ちなみに原田駅は「はるだ」という独特の読み方をする駅で他にも新田原→「しんでんばる」など「原」を「はら」と読まず九州独自の読み方をする駅が九州各地に点在しています。

原田から筑豊本線のキハ31形に乗り込みました。当初は筑豊本線に乗るのは桂川までとし、その後は香椎線に乗る予定でした。
しかし、冷水トンネルなどかつての石炭輸送の設備に惹かれて筑豊本線の全区間乗ってみることにしました。キハ31形は途中の桂川までで、桂川からは電化区間となり817系に乗り換えました。

桂川-直方間の各所に残っている炭坑からの貨物線の跡を眺めつつ折尾に到着。折尾は鹿児島本線と筑豊本線の交差駅で昔ながらの趣ある駅舎が迎えてくれます。

折尾は駅舎だけではなく駅構内も見所で、大正時代に整備されたと思われる鹿児島本線下の煉瓦積みの通路や階段など至る所にこの路線の歴史の古さを感じさせます。

折尾駅近くには鹿児島本線から筑豊本線に入る短絡線があり、折尾駅鷹見口という乗り場も整備されています。その短絡線の脇に煉瓦造りのトンネルを見つけました。これはかつて北九州市内各地に路線があった西鉄の路面電車(西鉄北九州線)が筑豊本線の短絡線を跨ぐために建設した高架線の跡です。こうした以降もかつてこの地域が石炭産業で大いに栄えた名残を感じさせてくれます。

筑豊本線の電化区間は折尾で途切れ、折尾から起点の若松までは再び気動車のお世話になります。

筑豊本線の起点の若松は北九州市の臨海部に位置しています。かつてこの駅には大規模な操車場があり、筑豊地方で産出された石炭の積み出し拠点として機能していました。石炭産業が隆盛を極めた昭和10年代には貨物取り扱い全国1位を記録した時期もありました。

今では貨物の取り扱いは全く無く、操車場の敷地のほとんどが民間に売却されてしまっていますが、駅前の広大な広場とそこに展示されている9600形蒸気機関車(19633)がかつての繁栄を今に伝えています。

2011年5月14日土曜日

福岡の旅~西鉄バス編~

門司港レトロを訪れた後は小倉から特急ソニックで博多にやって来ました。
博多駅の駅舎は3月の九州新幹線の開通に合わせて建て替えられたばかりで、百貨店は井筒屋に代わって阪急百貨店が入りました。エントランス部分には梅田阪急でも見られるデザインが施されており九州にいるのにちょっと関西にいるような気分になりました。

博多駅前に立つと1番目に付くのはなんと言ってもバスです。あらゆる方向からバスが駅前に集まってきます。1枚目の写真が西鉄バスの新塗装車で2枚目が西鉄のICカード「nimoca」のPRバスです。

博多駅に乗り入れるバス路線を集約しているのがこの博多バスターミナル(旧:福岡交通センター)です。建物の1階から3階がバスの発着場になっています。ちなみにバスターミナルの北側にホテルの西鉄インがあり、その裏が西鉄バスの車庫となっている関係で、車庫からバスターミナルへ向かうバスの長い車列がよく見られます。

車庫からは次々とバスがバスターミナルへと入っていく…

博多バスターミナルには市内のバス以外にも高速を経由する長距離バスもひっきりなしに入ってきます。写真は福岡と鹿児島を結ぶJR九州バスの車両。親会社と同じく派手な赤い塗装になっています。

1枚目は長崎の佐世保からやって来た西肥バス。2枚目が佐賀に本社がある昭和自動車のバス。

最後にバスがバスターミナルを出発していくシーンを撮影してみました。信号が変わるたびに毎回この動画と同じ両のバスが出発して行く姿には圧倒されました。