2010年12月25日土曜日

名古屋遠征記(その1)

師走も下旬に差し掛かった12月21日(火曜日)、ふと思い立って名古屋地区の東海道線朝ラッシュの模様を撮影すべく名古屋に向かいました。
名古屋地区のラッシュ運用は今年の313系4次車の増備により、117系の運用離脱が始まるなどの変化が起こっています。今回は名古屋の朝ラッシュの一端を記録してみました。

313系1000番台 J4編成 熱田駅にて撮影
最初の写真は313系のJ4編成、今年落成した編成です。この車両の増備によって余剰になった311系が従来朝ラッシュの新快速・快速運用に就いていた117系の置き換えに回される格好になっています。


そして、生まれたのが上の二つの列車。左が311系の新快速岡崎行き(2306F)、右が新快速名古屋行き(2305F)で両方とも今年の10月までは117系で運用されていた列車です。
311系は元々、JR東海の新快速用車両としてデビューした車両ですが、313系の登場後は普通運用が中心になっていたので、久しぶりの速達列車運用の増加となります。311系特有の大型前面幕による新快速岡崎新快速名古屋の表示が新鮮に感じられました。

今回のお目当ては311系の新快速でしたが、他にも朝ラッシュならではの光景が撮れたので紹介します。


これは武豊線直通のキハ75形快速名古屋行きです。武豊線直通列車は区間快速が主になっていて名古屋に乗り入れる快速は下りの2本のみの貴重な存在です。


最後に、名古屋車両区に行ってみました。キハ75形の奥に今年落成して話題になっているキハ25形が留置されています。残念ながら近くで見ることは出来ませんでしたが、この車両が来春から武豊線や東海道線で運用されると思うと、313系との似たもの同士の競演が楽しみになってきます。

2010年12月22日水曜日

伊丹空港 2010年冬

12月19日日曜日、この日は1日を通してかなり穏やかな気候だったので、久しぶりに伊丹空港向かいのスカイパークにエアウォッチングに行ってみました。出かけたのが昼過ぎだったため日没時間まで僅かな時間しか撮影できませんでしたが、最近話題の機体が幾つか撮れたので紹介してみます。




まずは山形から飛んできたJ-AIRのエンブラエル170。もともと、J-AIRは県営名古屋空港(小牧飛行場)をベースにし、伊丹には路線がありませんでしたが、親会社である日本航空の事業見直しに伴い10月から伊丹空港にも就航するようになりました。J-AIR就航で伊丹でもエンブラエルを見る事が出来るようになりました。
私自身、伊丹でエンブラエルを初めて見ましたが、この日ちょうど飛来したのが亀田製菓のお菓子、ハッピーターンのイラストをまとったエンブラエル(JA217J)でした。これは亀田製菓が経営再建中の日本航空を支援するために行われているラッピングでJ-AIR以外に日本エアコミューターにも同様のラッピング機があるようです。


続いてはANAの通称"エコボン"(JA856A)です。この機体はご覧の通り、環境性能の高さをアピールするため通常のANAカラーから黄緑の塗装に塗り替えられています。11月からこの塗装で運航されていて今回、初めて見てちょっとビックリしましたw


最後はJALの”嵐JET”(JA8982)。これは9月からB777-200に施されているラッピングで様々な方面で話題になっています。JALの公式サイトに運航スケジュールが掲載されてるため、若い女性ファンと思しき方々がこの機体にカメラを向ける姿があちらこちらで見受けられました。

2010年12月13日月曜日

2010年ルミナリエ臨時

毎年、神戸ルミナリエ開催期間に合わせて臨時列車が運転されています。
定期列車には珍しい行き先や運用が見られるのが特徴の臨時列車で、今は新快速に入らない221系の新快速運用も見れちゃったりします。12月12日(日曜日)にその模様を三ノ宮で撮影してきました。


臨時列車の前に225系の定期列車を。左が三ノ宮20時04分発網干行き快速、右が20時10分発野洲行き快速です。つまり数分のうちに三ノ宮で225系が2本も見れたわけです。まだまだ、少数派の225系を一度に複数編成見れてちょっと幸せな気分。ただ、後になって考えてみると三ノ宮の手前の隣の元町ならば発車時刻が近いのでもしかしたら並びが見れたかも知れません。


さて本題の臨時列車ですが、ルミナリエの順路が元町→三宮の一方通行になっている関係から帰宅者向けに三ノ宮始発の大阪行き新快速が多数設定されていました。私が確認しただけでも20時15分、20時30分、20時50分発に223系で運転され、その後も20~30分おきに設定されていたと思われます。


本数の多い上りに対して、下りには21時15分発に西明石行き新快速が運転されました。使用車両は223系でも225系でもなく、221系です。


通常は新快速に入る事のない車両ですが、臨時列車とは言え新快速幕を掲出し入線する姿を見るとデビュー当時を彷彿とさせるように思えます。
臨時列車の中でも一番珍しい運用だけあってギャラリーも大阪行き新快速よりも多く、私を含め10名ほどの方が発車を見守っていました。

ルミナリエ臨時では半ば恒例となっている221系の新快速運用ですが、今年の225系の登場で来年以降はどうなるか予想がつかない事態となっています。出来れば221系、223系、225系の競演が末永く続くとファン的には嬉しい限りなんですがね。どうなることやら。