2018年1月13日土曜日

ツートンカラーに蘇ったナロー電車

先日、三重県の三岐鉄道北勢線を訪ねました。
ナロー軌道で知られる北勢線、沿線に着くとすぐに小ぶりな黄色い電車が現れました。

今回訪れたのは楚原-麻生田間の田園地帯。
1916年(大正5年)築のコンクリートブロック造りによる眼鏡橋が目印です。

眼鏡橋を渡る北勢線電車
付近に急カーブがあるため速度を落としてトコトコと橋を渡っていきます。

眼鏡橋を渡り急カーブを曲がっていく電車
畑の間に立つ鳥居も撮影の良いアクセントになります。

鳥居の先には北勢線の踏切を跨いで八幡神社の境内となっています。

眼鏡橋周辺で待機していると今度はツートンカラーの電車がやってきました。
この塗装はかつて北勢線を運営していた三重交通のもので、
三重交通時代に製造された200系が復刻塗装としてこの色に塗り替えられています。

200系は急カーブを曲がって終点の阿下喜へ向かいます。

少し場所を移動して阿下喜から折り返してくる200系も撮影してみました。

1959年(昭和34年)に製造された200系
当時の塗装の方がしっくりとくる気がします。

撮影を終えて少し北勢線に乗車してみようと思い東員駅へ
車を止めて夕暮れ時の空を見上げると筋状に伸びる雲が印象的でした。