2016年10月18日火曜日

DD51が担う四日市の石油輸送

 工業都市として有名な三重県四日市市
その中でも石油精製施設は鉄道との関わりが深く、
現在でも関西本線を介した石油製品の輸送が頻繁に行われています。

関西本線富田浜~四日市間に隣接するこの施設はコスモ石油四日市製油所で、
時折日通のスイッチャーが留置されたタンク貨車の入換作業を行う姿が見られます。 

この写真は四日市駅付近の踏切での撮影
踏切の遮断棒が異様に高い位置にも設置されていますが、
これも車高の高いタンクローリー車やトレーラーが行き交う四日市ならではの光景です。

四日市で発車時刻を待つDD51 892
この列車(5362レ)はセメント用貨車の編成ですが、
四日市では今でもDD51が各種貨物列車の先頭に立って活躍しています。

力強い音と煙を上げてDD51が発車し勾配を駆け上がっていきます。

更に一際大きな音と共に重連のDD51が近づいてきました。

 石油タンク車を何両も連ねて長野の南松本へ向かう5282列車です。

もちろん四日市ではタンク車だけではなくコンテナ列車も見られます。
これは名古屋方面から来た2089列車で化学製品用の特殊なコンテナも多数見受けられます。