2016年8月7日日曜日

伯耆にて381系の活躍を追う

関西から381系が引退して早くも半年以上が経過しましたが、
再びその勇姿を目にしたいと思い先日伯備線沿線に出かけてみました。

訪れたのは里山の情景が豊かな伯備線の鳥取県内のエリア
日本海へと流れこむ日野川に沿うように伯備線の線路が伸びています。

未明に大阪を出て、現地に到着早々撮影を開始
8時30分頃、黒坂~根雨間で遠路東京からやって来たサンライズ出雲を捉えます。

サンライズに続いて振り子電車らしく大きく車体を傾けながら特急やくも1号381系が通過

少し場所を移して田んぼが広がる開けたポイントで岡山行きのやくも8号を撮影
朝の上り列車とあってかパノラマグリーン車付きの9両編成でした。

9両編成が来たかを思えば、直後の下りやくも3号は4両編成での運転

特急やくもの合間には黄色に塗られた2両の115系が地域輸送を支えています。

撮影スポットの多い黒坂~根雨間、同じ駅間で再び場所を変えてやくも5号を撮影

撮影の合間に根雨駅にも立ち寄ってみました。

2時間に1本の割合でやくもも停車する根雨駅
みどりの窓口も設置されています。

山陽新幹線のフィーダー輸送の役割を担う伯備線の駅らしく
新幹線を介した往復きっぷのPRポスターが張り出されています。

伯備線沿いを米子方面に進み、江尾~伯耆溝口間でやくも16号を撮影
関西では見られなかったやくも独自の貫通扉付き先頭車が新鮮に見えます。

伯備線は1日4本貨物列車も運転されていて、日中にもその姿を見ることが出来ます。

江尾~伯耆溝口間にある上溝口信号場でカメラを構えているとキハ120型が通過
全線電化されている伯備線ですが、新見以北ではこうした気動車の運用も見られます。

同じく上溝口信号場でEF64 1028牽引の貨物3088列車を捉えました。

貫通扉付き先頭車を先頭にした6両編成のやくも20号が通過

やくも20号の最後尾は通常タイプ。軽やかに信号場のカーブを駆け抜けて行きました。

今回最後は名峰大山の麓、岸本駅近くでコンパクトな編成のやくも13号を撮影しました。
伯備線の風光明媚な風景と多様なやくもの編成で充実した撮影となりました。