2016年6月11日土曜日

京都鉄博スナップ

5月中旬にこの程開館したばかりの京都鉄道博物館に行っておりました。
今回はその中で撮った写真から一部を抜粋して紹介していきます。

入館して最初に目にするのがC62形蒸気機関車80系電車0系新幹線です。
どれも大阪の交通科学博物館から移設された車両で、
搬入に合わせて外観が修繕されまるで新車のように輝いています。

こちらも大阪から移設された食堂車のナシ20
車内では実際に軽食の提供も行われ、
調理器具が置かれた厨房からは現役当時の雰囲気を感じられます。

いよいよ館内に入って行くと最初の国産蒸気機関車230形が出迎えてくれます。

国鉄時代の姿にお色直しされた581系489系

581系の車内は座席と寝台両方の状態を見ることが出来ます。

明治期に存在した私設鉄道の駅舎に使われていた瓦の展示。
阪鶴鉄道の力強さが目を引きます。

戦前に走った花形列車のヘッドマークの背景に当時の観光パンフレットをデザインし、
観光産業の勃興を感じさせられます。

昔風の駅舎の脇に据え付けられたキハ80系「くろしお」

実物の鉄道コンテナを使った貨物の展示。

かつての食堂車で供されたメニューをサンプルで再現した展示。

鉄道以外にも旅行というテーマからジャルパックの行灯看板も展示されています。

国内最大級という鉄道模型ジオラマ、縦横無尽に延びた線路を古今東西の車両が駆け抜けます。
日に数回行わる学芸員による運転実演を観るには当然のごとく長蛇の列が

本館の屋上に上がってみると現実の鉄道風景が広がります。
ここでは東海道新幹線と東寺の五重塔のコラボが手軽に見れてしまいます。

個人的に気に入ってるのがこの角度。
京都駅ビルや京都タワーをバックに嵯峨野線(山陰本線)の列車が行き交います。

新設された館内を見てまわり、扇形車庫にたどり着く頃にはもう閉館間際になっていました。
じっくり見て回るには何度か足を運ぶ必要がありそうです。