2016年4月2日土曜日

富田浜で国鉄型DCを見送る

桜も見頃を迎えて本格的な春を迎えた今日この頃。少し遠出して撮影に行ってきました。

関西本線富田~富田浜間でDD51型重連の貨物(5380列車)を撮影。

DD51の重連を見たのは和歌山にトワイライトの団臨を見に行った時以来です。

後ろにタキを連ねてゆっくりと通過していきました。

今度は反対の四日市方面へ向けて煙を上げながら勾配をゆっくり登ってくるDD51が
(5367列車)

牽引機はDD51 1146、旋回窓が付いた北海道鷲別機関区からの転属機。
三岐鉄道から受け渡されたセメント貨車を四日市港へ運んでいきます。

黒い武骨な貨車が何両も連なっていくのを見ると工業都市らしさを感じます。

今回訪れた撮影地から程近い富田浜駅

駅は終日無人化されており、簡易のIC読取機が設置されています。

閉鎖されたかつての窓口。
縦に仕切られた接客口が昔の映画館や入場券の発売所を思わせます。

駅名標とホーム上に立てられたキロポスト。

富田浜は快速通過駅ですが、この駅から上り線が単線の為、
対向の列車の行き違いで運転停車を行う姿がしばしば見られます。

4両で運転される快速みえ18号名古屋行きが通過。

16時30分過ぎ突如6両の気動車が通過していきました。
先日のダイヤ改正をもって紀勢・参宮線での運転を終了したキハ40・48形です。
この日は伊勢車両区に最後まで在籍していた車両の搬出回送が行われました。

2両目にキハ40、その他キハ48で構成された6両編成
伊勢市を出て亀山経由で名古屋方面へと回送されていきます。

後部2両には様々な臨時列車等に起用され注目を集めてきたツートンカラー車
この車両の引退に伴ってJR東海の国鉄型気動車の歴史に幕が降ろされました。

夕方にかけて見られた211系5000番台の快速や普通列車。

国鉄最後の年度に製造された0番台をはじめ、
今後は211系JR東海の最古参営業車両となります。