2015年10月14日水曜日

紀の国特急381系、最後の勇姿

先日、長年特急「くろしお」の主力車両として親しまれてきた381系
遂に10月30日をもって紀勢本線の定期運用から引退することが発表されました。
最後の月を迎えた381系の活躍をカメラに収めるべく沿線を巡ってみました。

非貫通先頭車を先頭に新宮~三輪崎間の熊野灘沿いを往く「くろしお」28号

西に傾いた日差しの下、紀伊田原付近の国道沿いで新宮行き「くろしお」13号を捉えました。

同じ地点で「くろしお」13号最後尾も撮影

新宮へ最後の走りを見せる「くろしお」13号を新宮~三輪崎の線路沿いでも撮影

夕刻の新宮に到着した381系。折り返しの間こちらも引退が迫るキハ48と並ぶ姿が見られます。

こちらは昼間の新宮の様子。
283系キハ25紀勢本線もJR化後の車両の割合がかなり高まってきています。


先日、国体きっぷを利用し381系「くろしお」3号で最後の乗車を楽しんできました。

白浜のパンダに因んで4号車に設置されたパンダシート
古い車両の反面、観光特急ならではの取り組みが色々と見られました。

途中普通列車で岩代に下車し、しばし撮影
381系引退後、新宮発着の「くろしお」で主に運用される287系が通過

同じ地点で381系も撮影。振り子車両らしく大きく車体を傾けながら走り去って行きました。

田子付近のトンネルの合間に移動して「くろしお」28号を撮影

幾重にも曲がりくねる海岸線と国道42号を横目に走る381系
こうした日常の光景が見れるのもあと僅かです。