2015年2月25日水曜日

特急「しおかぜ」で松山へ

先日「松山・広島割引きっぷ」を利用して松山と広島を訪れてきました。
行きは山陽新幹線と在来線で松山を目指します。

岡山から特急「しおかぜ」に乗車し、瀬戸大橋で四国へ渡ります。

四国に入り、予讃線の区間になると海が間近に迫ってきます。
穏やかな瀬戸内のお陰で線路と海の距離が他の地域に比べて格段に近くなっています。

途中頂上に雪を被る石鎚山脈の姿が見えました。

岡山から3時間弱で松山に到着

「しおかぜ」は松山駅の1番線に到着しますが、同じホームの先に特急「宇和海」が停車中。
平面での乗換に配慮した松山駅ならではの光景です。

この特急「宇和海」の車両は特急用気動車2000系の試作編成「TSE」

「しおかぜ」からの乗り継ぎ客を乗せ、「宇和海」が宇和島方面へ出発

白煙を上げ、松山駅を出ていきました。

松山駅の側線に視線を転じるとちょうど3世代の特急車両が並んでいました。

最新鋭の特急車両の8600系
昨年6月に特急「いしづち」で運用を開始し、今後「しおかぜ」にも使用される予定です。

一番手前に並んでいたのはキハ185系
国鉄末期に導入され、かつては四国各地の特急として活躍していました。
現在松山地区では松山-宇和島間の普通列車として運用されています。

改札を出てみると今治のキャラクター「バリィさん」

伊予観光大使も兼ねている「バリィさん」
改札のじゃこ天屋と共に松山を訪れる人々を出迎えています。

三角屋根が特徴の松山駅駅舎

道後温泉や市街地中心部へは伊予鉄道の路面電車が結んでいます。

2015年2月11日水曜日

雪中の日本海側を往く

先日、大阪から大阪まで一筆書きの切符を手に日帰り旅行をしてきました。
経由は大阪から豊岡、北近畿タンゴ鉄道を通って西舞鶴から京都、大阪に戻るルートです。

大阪からの列車は特急「はまかぜ」1号
福知山経由の乗車券ですが、特例で豊岡へは「はまかぜ」にも乗車できます。

姫路での停車中に改めて乗ってきた「はまかぜ」を撮影
ここから列車は方向転換し山陽本線から播但線に入っていきます。 

播但線の高架から姫路城がよく見えます。 

姫路の市街地を抜け山間に入ると次第に車窓には白いものが 

大阪から2時間半ちょっとで豊岡に到着

豊岡周辺では前日からの寒波でしっかりとした積雪になっていました。 

京都から福知山を経由してきた特急「きのさき」381系にも白いものが

JRの豊岡駅脇に北近畿タンゴ鉄道の豊岡駅が小ぢんまりと佇んています。

 乗る列車を待っている間、
銀世界の構内に北近畿タンゴ鉄道と山陰本線の列車が同時に入ってきました。

今回乗車するのが観光列車「あかまつ」 

赤い車両が特別車両、クリーム色の一般車と2両編成で運用に入ります。

 特別車両の車内は水戸岡鋭治氏によるデザイン

トンネルに入ると木材を中心にしたインテイリアが照明で強調されてシックな感じに 

 落ち着いた内装の車内とは裏腹に雪が降りしきる中、列車は西舞鶴を目指し進んでいきます。

道中レールが雪で完全に隠れてしまう箇所もあったり

途中の宮津駅で福知山始発の観光列車「あおまつ」と顔を合わす。

車窓から見える日本海も荒々しい

 北近畿タンゴ鉄道の有名撮影地、由良川橋梁も雪でこの通り

2時間ほどの乗車で西舞鶴に到着
側線に3つ目の観光列車「くろまつ」が止まっていました。 

西舞鶴からJR舞鶴線で綾部へ 

綾部からは山陰本線の特急「きのさき」で京都を経て帰宅しました。

特急 「きのさき」で乗車した287系
ライトの輝きが妙にカッコよかった。