2013年12月20日金曜日

参道としての鋼索鉄道

今回は鋼索鉄道、所謂ケーブルカーについて相次いで2つの路線に乗ってきたので書きたいと思います。1つ目の路線へは京都の出町柳から出ている叡山電鉄に乗って向かいます。

叡山電鉄鞍馬線の終点鞍馬駅から徒歩すぐの鞍馬寺

山門をくぐり境内に入ると「ケーブル」の文字

案内に従って建物に入るとそこには車体こそ小さいながらも立派なケーブルカーが

一人がけの椅子が左右に配置された車内

下の山門駅から多宝塔駅まで約200mを2分で結びます。

多宝塔駅の駅舎はほとんど寺院建築に近い

この鞍馬寺のケーブルは鞍馬山鋼索鉄道といい、
運営自体も宗教法人の鞍馬寺が直接行っている全国でも珍しい路線です。


一方2つの路線は所変わって四国の香川。
四国八十八ヶ所のひとつ八栗寺に向かうための八栗ケーブルが設置されています。

小さく可愛らしいパンタグラフと折戸の乗降口


乗ってみると車内は少し大きめに思えます。

カエルに似たものを感じる外観

車内で八栗寺に関する有難いBGMを聴いて山上駅へ

山上駅からはすぐ八栗寺の境内となっており、
参道を進むと四国八十八ヶ所第85番札所八栗寺に手軽に参拝することが出来ます。

八栗寺の本堂


山上駅のシンプルな発車案内
ちなみに17時15分が最終便です。

山上駅改札口

讃岐平野の景色を一望しながら下ります。

帰りは行きに乗った車両とは別のオレンジ色の車両でした。