2013年8月4日日曜日

名古屋近郊の渓谷駅

先日、中央本線定光寺駅古虎渓駅に行って参りました。
先に訪れた定光寺名古屋からたった30分程普通列車に揺られるだけで、
山と庄内川で造り出された渓谷地帯を体験できるスポットです。

駅全体を写真に収めている最中に貨物が通過
仕方なく風景として撮影(´・ω・`)

駅自体が斜面にへばり付くように建設されたため急な階段など色々と見どころがあります。

付近一体は観光地となってはいますが、中には廃業して廃墟になってしまった旅館もちらほら

定光寺駅と愛知県道15号線を繋ぐ橋には装飾が施されており、観光で栄えた過去を伺えます。

橋を横から眺めるとより風情が感じられます。

 駅とアクセスする道路とはかなりの高低差があり、
ホームは急な階段を登った先にあります。

構内にICカード改札機が設置されているものの、通常の改札口は無く完全な無人駅となっています。

ホームに上がってみると斜面の限られたスペースに駅が設置されている事がわかります。

 多治見方面のホームへは斜面に掘られたトンネルが通路となっています。

通路内はひんやりしていて冷房付きの待合室が無いこの駅で貴重な暑さを凌げる場所でした。

パチパチと列車も撮影

首都圏では活躍の場が狭まっている211系ですが、中央西線ではまだまだ主力です。

駅の名古屋方を見てみると大小2つのトンネルが見えます。

小さいレンガ積みのトンネルは中央西線開通時1900年(明治33年)に造られたもので、
1966年(昭和41年)にこの区間の複線電化工事が完了するまで使用されていました。


定光寺から一つ中津川寄りの古虎渓駅に移動

ちょっと一昔感が漂うプレート

古虎渓でも旧線の面影を見ることが出来ます。
本線から分岐する保線車両用線路が旧線跡に設置されています。

古虎渓の急カーブで色々と撮影



元セントラルライナー専用車の313系8500番台を期待していましたが、
今回は出会えずじまいに