2013年7月19日金曜日

山間の乗り換え駅

先日気まぐれに乗り鉄をして奈良県の吉野口駅に行ってみました。

今回撮影
10年前の姿(横のクラウンが古い)
吉野口は10年ほど前にも訪れたことがありますが、駅舎の佇まいは良い意味で当時とさほど変化はありません。

吉野口JR和歌山線近鉄吉野線が乗り入れる駅で、窓口業務や改札はJRが担当

ただ、利用客数や列車本数は近鉄の方が多いためJR駅なのにもかかわらず窓口周りには近鉄の時刻表や運賃表、ICカードリーダーが幅を利かせています。

左側のホームには近鉄(あべの橋方面)JR(和歌山方面)の列車が向かい合わせに停車するため、同一ホームで乗り継ぎが出来たりします。


似て非なる吉野口の2種類の駅名標
近鉄用の駅名標もJR西日本仕様で作成されています(近鉄用にはJRマークが入っていない)

同じく乗り換え案内もJR仕様で作成されてますが、近鉄の案内パネルが国鉄フォントになっています(このパネル自体が国鉄時代から存在するかは未確認)

ホームの木製の柱にはホーローの案内板も付いていてレトロ要素が溢れています。

基本的には近鉄はそれぞれ特急、急行同士が交換するダイヤ

近鉄特急最古参形式16000系と新Ace16600系の交換シーン

一方、JR和歌山線は主に105系が走り、朝夕に117系が入ります。

桜井線・和歌山線のラッピングをまとった105系

和歌山地域色も見られました。

帰りの電車を待っていると思いがけず6020系のラビットカー塗装車がやって来ました。

2013年7月13日土曜日

新しくてレトロな電車型バス

ちょっと実家に帰っていたので伊勢の話題を
今年10月に神宮式年遷宮を控え、整備が進む伊勢市駅
新たに駅前広場に鳥居が建ちました。

整備によりバスのりばとタクシー乗り場が再編され配置が替わっていました。

駅前の旅館の建設も急ピッチに進んでいます。
2月の記事と比べてもらうと変化が分かりやすいと思います。

 さらに式年遷宮に合わせて、三重交通が新たに7月3日から伊勢市駅と内宮・外宮を結ぶバスして「神都バス」というバスの運行を開始しました。

 このバスはかつて三重交通が伊勢市内で運行していた路面電車の車体を模して造られた車両です。レトロ調のバスが観光地で走る姿を目にすることはありますが、電車を模した路線バスはかなり珍しい例だと思われます。

路面電車を模してるので、バスの後部も電車の先頭部の様な窓配置になっています。

形式表記や方向板はもちろん

なんとベンチレータまで再現されています!
このバスの乗車には普通運賃(410円)の他に特別車両料金(290円)が必要ですが、
内装も当時の電車に近い造りになっているので一見の価値ありだと思います。


 おまけで帰りに紀勢本線船津-相賀間で撮影したキハ11の普通列車(329C)

紀伊長島行きのキハ11(8330C)

2013年7月5日金曜日

ローカル電車と饂飩の旅

7月1日の月曜日、琴電乗りつぶしとうどんを食べに高松へ行って来ました。

最初にJR高松駅に程近い琴電の高松築港駅で1日乗車券(1200円)を購入

高松築港から高松城のお堀沿いに少し歩いて写真撮影

ここでは琴平線長尾線を走る列車を見ることができます。
両線の列車が立て続けに高松築港を発着しているので見ていて飽きません。

元京急700形元京王5000系の譲渡車を見ることが出来ました。

撮影の後、近くの片原町から電車に乗る前に見かけたうどん屋さんで最初のうどん
「ゴッドハンド」という屋号の店で冷やしうどんを注文
すると氷が沢山載ったうどんが出て来てちょっと面食らいました(笑)
うどんに大変コシがあって美味しかったです。

片原町の構内踏切から瓦町方を見る。
線路がまるで瓦町の天満屋に吸い込まれているかのようです。

瓦町から志度線に乗り換え
志度線では名古屋市営地下鉄からの譲渡車が走っています。

途中、源氏と平家が争った屋島の戦いで有名な屋島の最寄り駅、琴電屋島で下車
駅からは屋島の斜面に2005年まで運行していた屋島ケーブルの線路を見ることが出来ます。

駅からほど近い「わら家」というお店で釜揚げうどんをいただく

うどんを食べ駅にもどって再度乗車

今度は先頭化改造された平面顔の車両で終点志度を目指します。

終点の琴電志度に到着。
昔ながらの小さい駅舎に琴電のコーポレートカラーが施されています。

志度駅近くの岸壁から瀬戸内海と屋島を望む

折り返しに乗った車両には琴電のキャラクター「ことちゃん」による、
平家物語「扇の的」エピソードのイラストが

同じ列車の先頭に改造され通路が塞がれた車両が連結されていました。
先頭車に乗ってみると向こうに運転席が見えるので追突されてる様にも見えます(^_^;)

瓦町で今度は長尾線に乗り換え、終点の長尾
これで琴電完乗となりました。(琴平線は以前乗車済み)
レトロな駅舎と昭和チックなプレートが迎えてくれました。

帰りは1300形(元京急1000形)に乗車

これと同じ車両は元の京急で何度も乗車したことがあるので非常に感慨深いです。

最後のうどんは長尾線花園駅近くにある「うどん バカ一代」というお店にて
こちらのオススメ「釜バターうどん」をいただきました。
バターと生卵がうどんに絶妙にマッチして美味!


今度は琴電秘蔵のレトロ電車にも乗ってみたいなと思いつつ高速バスで帰阪しました。