2011年12月16日金曜日

冬を前に三岐鉄道②

三里~丹生川間で撮影した後、丹生川駅に移動しました。写真は丹生川駅に入る801系。

丹生川駅に隣接する形で貨物鉄道博物館という全国的にも珍しい貨車の博物館があります。
ただ、ボランティアで運営されているため開館日が限られており訪れた日は休館日でした。

休館日に訪れましたが、展示車両のほとんどが屋外に設置されているため休館日でも見学できました。写真は日本鉄道(現・東北本線等)と東武鉄道で活躍したB4形39号蒸気機関車。キャブの側面には東武鉄道の社章が残っています。

北越鉄道(現・信越本線)、国鉄で活躍したワ1形。木製の有蓋貨車です。

愛知電鉄(現・名鉄)が常滑線で使用した無蓋貨車。
「熱田駅経由」と書かれておりかつて熱田駅で国鉄で貨物の受け渡しを行っていたのだろうか。

国鉄と西濃鉄道で活躍した有蓋車掌車ワフ210000形と生石灰輸送に使用されたテラ1形

整備途中なのか、黒一色で塗り固められて表記類が一切無い貨車もありました。

博物館の最も西側にスイッチャーと大物車が展示されていました。

シキ160形貨車。元富士電機の私有貨車で同社の変圧器輸送に活躍していました。
大物車特有の台車が面白いです。

本来の役目を終え展示される貨車の脇を今日も現役の貨物列車が行き来しています。