2011年10月27日木曜日

紀勢線のその後

10月27日、またまたふらっと紀伊半島を巡ってきました。

 早朝に大阪を出発し、岩代~南部間の撮影地で阪和色の113系を撮影。

続いて特急くろしお10号と特急オーシャンアロー1号
(381系パノラマグリーン編成による代走)を撮影

 紀伊勝浦駅の様子。紀伊勝浦~新宮間は依然不通のため全ての列車がこの駅で折り返ししています。私が訪れた時は、この後スーパーくろしお26号となる381系が「回送」表示で留め置かれていました。

 紀伊勝浦~新宮間で最も被害が大きかった那智川橋梁。年内の復旧を目指して工事が始まっています。訪れた日の時点では新しい橋脚を設置する場所を取り囲むように足場の設置が行われ、それと同時に護岸の応急修理も進められていました。

 那智川から紀伊天満駅側のレールは工事に伴って一旦外されています。
一方、那智川から那智駅の間には仮の車止めが設置されていました。

最後に新宮駅に寄りました。新宮以北は運転が既に再開されているため、
JR東海の列車が通常ダイヤで運行されています。

私が訪れた時間にちょうど亀山行きの普通列車が出て行きました。

 新宮駅の電留線。台風以後たびたび見てきましたが、錆びていたレールが一部車輪の通過で磨き出されたのを見てこの街に鉄道が戻ってきたことを実感しました。

 台風当時新宮駅に留め置かれていた車両のうち、JR東海の車両は全て運用に復帰している模様ですが、JR西日本の車両は電化区間が繋がっていないため、身動きが取れない状態は変わっていません。一部報道では東海管内を経由して大阪まで回送する計画があるとされていますが、実際はどうなるのでしょうか。

2011年10月10日月曜日

F1臨時と塩浜のタキ

10月7日から9日にかけて三重の鈴鹿サーキットでF1の日本グランプリが開催されました。
これに合わせて伊勢鉄道・JR東海でも例年通り、名古屋・津から鈴鹿サーキット稲生まで多数の臨時列車を運転して多客に対応しました。
今回はその最終日(10月9日)の模様を見てきたので紹介します。

伊勢鉄道徳田駅付近の撮影ポイントに着いて早々、特急南紀1号熊野市行きが通過。
この日は熊野市側に1両増結して5両編成での運転でした。

 続いてキハ40・48系5両編成の回送が通過。この車両は名古屋~鈴鹿サーキット稲生間で臨時快速として運転され、その後回送として津まで運転されます。

 キハ85による津~鈴鹿サーキット稲生間の臨時快速。

 名古屋~鈴鹿サーキット稲生間で臨時特急「鈴鹿グランプリ」5号として運転されたキハ85の回送とその車両の折り返しを使用した津~鈴鹿サーキット稲生間を走る臨時快速。

名古屋~鈴鹿サーキット稲生間の臨時快速にはキハ75も使用。

 伊勢鉄道の列車は普段は1両の運転ですが、流石にこの日は2両編成で運転。

四日市~鈴鹿サーキット稲生間の臨時快速の運用を終えた回送列車。
キハ40の長編成はなかなか壮観です。 

伊勢鉄道での撮影を終えた後、四日市市のJR貨物塩浜駅を訪れてみました。日曜だったので列車の出入りはありませんでしたが、四日市コンビナートと各地を結ぶタキが多数留置されていました。

黒い塗装のタキ43000形とタキ1000形の給油口

日焼けして塗装が色あせているタキがいる一方で、キレイな塗装のタキもいました。

最後にJRの四日市駅に行ってみました。

四日市駅には伊勢鉄道の列車も乗り入れるため、関西線の列車から伊勢鉄道の列車へF1の観戦客が一斉に乗り換えていました。

構内ではDE10形が貨物の入れ換えを行っていました。

四日市駅の発車案内、特急南紀5号熊野市行きの表示は10月11日の紀勢線東海区間復旧を目前にして貴重な表示になりつつあります。