2011年3月29日火曜日

名古屋車両区 細見

3月27日、先日開館したばかりのリニア・鉄道館に行って参りました。そのリニア・鉄道館に行く前に前回名古屋を訪れたときに少し寄った名古屋車両区を詳しく見て来たのでここで紹介してみます。

近鉄黄金駅で降りて名古屋車両区に向かいます。『黄金』何とも縁起のいい名前です。
次の写真は名古屋車両区の西側にある車両の整備を担当するJR東海名古屋工場とJR貨物名古屋車両所。JR貨物のコキやホキが入場していました。

名古屋車両区には気動車の向きを変えるため、転車台が今でも現役で使われています。車庫の中にはキヤ95(ドクター東海)が寝てました。

名古屋車両区脇の側線に名古屋貨物ターミナルからDD51牽引の貨物がやって来ました。この後DD51は機回しして列車の反対側につき四日市方面に出て行きました。

関西線の名古屋行き普通列車。去年投入されたばかりの新鋭313系1300番台が充当。

今年から武豊線に投入されて話題のキハ25もいました。313系に比べて全面の出っ張りが大きい気がします。そして、このような並べ方をしてるということはキハ75と連結でもするのだろうか。

最後にキハ85が入換えしていたのでその模様を動画と写真で。キハ85-1100+キハ84+キロハ84の編成に単独で現れたキハ85が連結し特急南紀の編成を完成させます。

2011年3月25日金曜日

電機の到来

3月12日のダイヤ改正で関西圏では225系の運転範囲の拡大や快速系統の増発など、各地で大きな変化が起こっています。
そして、地元の城東貨物線(おおさか東線)でもダイヤ改正で、ついに貨物列車の牽引機がDD51形から電気機関車に置き換わることになりました。3月22日と23日にその模様をちょっと見てきたので紹介します。
3月22日に撮影した87レ(大阪タ→百済)EF210-4が牽引してやって来ました。以前この列車を撮影したときと同じ所で撮影してみました。牽引機がDD51形からEF210形に変わるだけでなぜか別の路線で撮影している感覚に陥りますw
あと、次の写真は今改正で登場した学研都市・東西線の快速塚口行き。 

 3月23日は学研都市線の鴫野で4071レ(百済~新潟タ)を狙ってみました。現れたのはEF81-26。地元で手軽にEF81形を撮影できるなんていい時代になったものです。

この日、鴫野から大阪に移動してみると、幡生へ回送される阪和線の103系と遭遇しました。新ダイヤで新しく現れる者あれば去る者もありと言ったところでしょうか。

2011年3月17日木曜日

在りし日の被災地を想う

 2011年3月11日。この日に発生した東北地方太平洋沖地震で宮城・福島を中心とした地域は壊滅的な被害を受けるに至りました。この地震で亡くなられた方々にご冥福をお祈りするとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。
地震直後から断続的にテレビで放送される被災地の映像を見るにつけ大変心苦しく胸が締め付けられる思いをいたしております。
女川駅停車中の石巻線キハ48
私は昨年の8月に東北を旅し、特に仙石線、石巻線、気仙沼線に乗車し海岸線が見える正に風光明媚な景色が大変気に入りました。しかし、今回の地震に伴う津波で沿岸部各地で甚大な被害が発生してしまいました。

地震の半年前に現地を訪れた者として、今の想いを少しでも形にするべくこの記事を書かせていただきました。記事を見て不快に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これが被災地に手の届かない所にいる私なりの精一杯のエールだと受け取っていただくと幸いです。

左は気仙沼線の陸前戸倉~志津川間の車窓、自治体的には南三陸町に当たります。このあたりは線路が幾分高い所を走り、特に景色が素晴らしかったと記憶に残っています。右は仙石線の205系です。仙石線は仙台の地下駅を出発点とし、日本三景の一つ松島の一帯を通り石巻に至るというとても変化に富んだ路線として印象深いです。

 夕方の仙台駅。駅前の広場には至る所で待ち合わせをする人がおり、バスやタクシーが目まぐるしく出入りする大変活気に満ちた時間帯です。東北の中心駅とあって車両もバラエティが富んでおり、右側の写真にある「リゾートみのり」という観光列車も発着しています。
快速「リゾートみのり」の仙台駅出発シーン

仙台にはJRだけでなく地下鉄も走っています。この度の地震では宮城県内の鉄道としていち早く地下鉄が復旧したようです。まだ、一部区間のみの運転再開ですが、これが復興の追い風となればと思います。
今回は東北地方にかつての活気が1日でも早く戻ることを願ってこの記事を書かせていただきました。この地震は被災地だけの問題ではなく全国各地に影響が波及しています。私も微力ながら自分は何が出来るのだろうかと常に考えながら日々を重ねていきたいと思います。

2011年3月7日月曜日

徳島・香川ぐるりと一周

徳島運転所に集結するJR四国の気動車達
今年も早くも3月に入り段々暖かくなってきて外出しやすくなってきている今日この頃、いよいよ春の青春18きっぷも通用開始したので3月6日(日曜日)に18きっぷで四国に行ってきました。

ルートは大阪から本四海峡バスで徳島駅まで行き、そこから徳島→阿波池田→多度津→高松→徳島と単純に徳島・香川を一周するルートを採りました。

まずは、徳島駅で気動車の撮影。徳島駅のすぐ北側には徳島運転所が併設されていて駅のホームからよく見えます。この運転所には特急型の2000系やキハ185系はもちろん、一般車もキハ40から最新鋭の1500形まで幅広くそろっています。右側の写真は1000形のサイドビュー、ドアの左側に機関車についてるような区名札が刺さっています。

徳島から徳島線阿波池田行き(4447D)に乗車。車両は1000形を最新鋭の1500形と連結可能に改造した1200形でした。
阿波池田に12時54分に到着し、駅隣の喫茶店で名物の祖谷そばの定食で昼食をとりました。昼食を終えてホームに戻ってみると「ゆうゆうアンパンマンカー」を連結した特急剣山6号徳島行きと遭遇。

阿波池田からは土讃線多度津行き(4252D)に乗り換えて秘境駅として有名な坪尻を目指します。

坪尻駅訪問はこれが2度目。今回は停車時間が少なくなかなか周辺を見て回ることは出来ませんでしたが、発車後のスイッチバックを動画で撮ることが出来ました。ただ、雨が降っていたのでかなり水滴が気になる動画になってしまいましたが(^_^;)

多度津からは121系電車による快速サンポート高松行き(144M)に乗り換えて予讃線を東進。121系は国鉄最末期に製造された車両ですが、電装品はコストを下げるため主電動機は105系同じ物が使われています。そのため、100km/h近くで快速運転を行う坂出~高松間では爆走する121系独特の走行音を体験できました。

高松到着後は10分ほどで名物の連絡線うどんを平らげ。すぐに高徳線引田行き(353D)1500形に乗り込みました。この列車は引田で折り返すのかと思いきや、引田で2両編成のうち後ろの車両を切り離して前の車両はそのまま徳島行きに化ける運用をとり、結局高松から徳島まで同じ車両で行くことが出来ました。
そして日も暮れた18時28分、徳島駅に到着しました。この後、徳島ラーメン(また麺類w)を食べてから高速バスに乗り高速舞子でJRの快速に乗り換えて自宅へ向かいました。